iPadについて、もう少し
今日、AppleのSteve Jobs氏が、なぜiPhoneを初めとするAppleのプラットフォームがAdobeのFlashをサポートしないか?、彼の考えをウェブサイトに書きました。
http://www.apple.com/hotnews/thoughts-on-flash/
以前、IPadについて書いた時に
実は私、ipadが何なのか最近までよくわからなかったんです。
みんなipadの必要性とか、色々ウェブで言ってるけど
何がどうすごくて、どのように使いこなしたらいいのか・・・っていうことを
誰も話していない感じで・・・。
というコメントを頂きました。
確かにiPad自身、何が出来るか?という事は今のところ未知数。逆に言えば、驚くような目新しさは表立って出てきません。じゃあ、何がすごいか?というと、私達の生活のスタイルを根本的に変える事が出来る、一品だと言うことです。
Jobs氏のメッセージの最後にある『Flash was created during the PC era – for PCs and mice.』
これが一番分かりやすいかもしれない。彼はiPadを新しい時代(era)のものとして定義付けています。つまり、ラップトップや、マウス、という、インターネットを始めデータにアクセスするための付属品自体が古くなっていくという、事。実際、iPadをを使ってみると、デスクトップやラップトップを開けなくても、必要最小限の事を簡単に出来てしまう。そして、そのExperience自体がラップトップを開けるよりも数段ストレスフリーというか、心地よく行えます。
iPadの中で何が出来るか?ではなく、iPadによって、それを取り巻く環境も含めて新しい生活スタイルを作り出すことが出来る、といったほうが正しいかもしれません。
>>> 余談ですが、アメリカでカレッジなどに行き始めると、日本人が難するのがエッセイの書き方。
プロローグで読み手の人に興味を持ってもらう事から始まり、自分の意見をプッシュする為の事実などを取り上げ、最後に結論を書く。イエスかノーの自分の結論がしっかりかけなくてはいけません。つまり如何にこの4つのステップの形式にのっとって書かれているかはとても重要です。反対に言うと、内容が如何に面白くっても、形式どおりに順を追って結論に達していないとAをもらう事はありません。日本人は最初のプロローグで、バン!と結論を書くのが結構苦手な人が多いみたい(私も含めて)
このJobs氏のThoughtsを読むととても分かりやすいと思いますが、エッセイを基本的に同じ形式。もし、英語でのエッセイの書き方に辟易してしまったら、こうした著名人の書いた記事などを沢山読むと、自然とその思考回路というか、自分の意見の投入のしかたが身にについてくるかもしれません。