お雛様
3月3日は、祖父の命日
子供の時は、お雛様のお祭りよりも法事、だったので、
子供心にちょっとおじいちゃんを恨んだのです(ごめんねおじいちゃん)
私は両方のおじいちゃんとの思い出があって、それは本当に長女の得だと思う
このおじいちゃんには、タバコ屋さんへ一緒にお散歩に行ったり、眼鏡に似合う笑顔を思い出したり
戦後の激しく世の中が変わる時代を生きた人で、大人となった今、おじいちゃんに聞きたい事が沢山
もっと長生きしてくれたら良かったのに、、と思う
その祖父の代から、和菓子を頼んでいるのが日本橋にある「ときわ木」さん
ここのあんこほど、美味しいものは食べた事がありません
お饅頭は天下一品
練りきりもずっと変わらない同じデザインで、
桜餅や柏餅、子供の時と同じものが変わらずに味わえるって、実は稀な事なのではないかと思う
実は結婚式の時にこのお饅頭を家族に食べてもらいたくって、わざわざ母に持ってきてもらったののですが、
色々あって出すタイミングが遅れてしまい、新鮮なお饅頭の味を味わってもらえなかった
今となれば良い(?)思い出
(写真は母より借りました←事後承諾)
私の初節句の時に作ってもらったお雛菓子をいれる2段の重ね箱
毎年、母がときわ木さんに持っていて、お菓子を詰めてもらいます
お菓子も変わらず、詰まっているお菓子のデザインも変わらず、
何十年も同じものを楽しむ喜び
こうした伝統的な文化がいつまでも残れるような国であって欲しいです
そうそう、昨日母と電話で話したのだけど、
自分のお雛様、そろそろ持ってきたいのですが、やっぱり繊細なものだけに
手荷物で持ってきたいな〜と、思って、早数年が経ってしまいました
カビが生えないように、次回持って来れるまでお手入れよろしくお願いいたします