アトピーが治った!

いきなり、「アトピーが治った」と書いて、
アトピーに悩まされている方にはドキドキする記事なのではないかと思います

今回の記事は私のアトピー経験などかなり表現に不快なものもあるかもしれないので、
ご興味のない方はスキップして下さいね

私自身、小学校の時は喘息、
乾燥肌というか、当時は「畑」と呼んでいたガサガサする肌、、、
中学位からは喘息が身を潜めたと思ったら、体に湿疹が出始めて、
それからずっと、アトピーとは私の体質なのだから仕方のない事だと思って40年近く生きてきました

いつも体の何処かが、痒い、ムズムズする、ひどくなるとジュクジュクするタダレた肌になる
一番酷かったのは10代の後半から20代の後半までの10年間

時には体の湿疹が酷く、疾患部の肌が枯れては、皮膚が細かい鱗のようになったりして、
かゆみと、戦う毎日
毎日シーツが血にまみれて、掻きむしった皮がぽろぽろ落ちて、布団を見る度に、悲しくなる朝

女の子として10代から20代は一番綺麗でありたいと思う時
でもその時に赤く腫れるタダレた顔をなんとか普通に見せる為にお化粧をもっとして、また荒れるという繰り返し
彼氏ができても、そんなガサガサで、ボロボロで、しょっ中ポリポリ掻いているような体を持っていて、
とても日本人が持つ「しっとりとしたもち肌」からは最も遠い所にいた私が、
深層意識の中で女性として自信を持てなかった事は確かです

顔の湿疹が酷かった時は、かゆみが耐えられなくって、自分の顔をパチパチ叩いてかゆみを紛らわし、
「できる事なら首から上を取り外したい」と思った事は数えきれないほどあります

日本に居た頃は様々な皮膚科に行ったと思います
子供の頃はアトピーを持った子供を抱える母は、私や妹を様々な治療のお医者様に連れて行ってくれました

アレルギーを調べる為に背中に何十というアレルゲンを注射して反応を見たり、、
基本は水だ、と、その病院が特別に精製しているお水を週一回買いにいったり、、、すごく遠かった
たいていのお医者様は、いったい何が原因でアトピーの症状が起こっているか?の追求をするというよりは、
どの塗り薬、どの飲み薬が症状を抑える事ができるか?かゆみを治める事ができるか?
という事に終始していたような気がします

アトピー性疾患

アトピーの語源がギリシャ語で「不思議な」とか「奇妙な」という所からきているように、
アトピーを見る先生達に一概として言えたのは、
「原因の分からない疾患だからその症状を和らげる何か(塗り薬など)が見つかったら儲けもの」
という感じが未だに残っています

勿論、私の場合、大学病院などの大きな所で徹底的に検査してもらった事はなくて、
いわゆる街の皮膚科などを渡り歩いた感じでしょうか?
その皮膚科では、個人個人のアレルゲンを徹底的に突き詰めて発見しようという姿勢を感じた所は
ほぼ皆無だったように感じます


何処かで、ハウスダストかもね〜と言われれば、
子供ながらに、その為に「ハウスダストのいない家に引っ越すとか家を建て替えるなんて不可能だ」と思ったし、
他にも沢山、ストレスや環境等の可能性をあげられたけど、
それこそ、日常生活の全て変える事のできない私達には、既に絶望的感覚
子供心に、「ハウスダストのいない家に住んで確かめてみたい、もしこの痛みから解放されるなら」
と思っていました

そんな皮膚科を渡り歩く事が続き、20代の頃には自分に効くぬり薬を持っている事が必須でした

いかに自分に合う塗り薬をみつけるか?
酷くなった時に、いけないと思っていても強い薬を使ってしまったり、
アトピー、もしくは酷い皮膚疾患を持っている人は、この繰り返しの中でいつも戦っていると思います

一生そうして生きていかなくてはいけないと思っていました

繰り返す湿疹で、肌にシミもできたり、決め細やかな肌、という所からは程遠くなったり、
顔に湿疹が酷かった時は、時に眉毛の辺り目の辺りの湿疹が酷くなると、
ジュクジュクした肌を掻きむしり、皮がむけの繰り返しで、眉毛や睫毛が抜けてしまったり、、、、
こうなると、もう女性でなくたって、悲しくなると思います

アメリカに来て、かなり改善されたのですが、それはもしかしたら、
サンフランシスコという、湿度高くなく、気温の行程の差が少ない気候と、
東京のような公害とストレスが無いせいだと思っていました

改善されたと言っても、時にぶり返す事もあり、
数年前には原因不明ですが、顔や首、可体中の皮膚が柔らかい所がタダレてしまって、
顔の形相も変わり、暫く外出できないような時もありました

そんな時に、夫が「人から見たらそんなの全然分からないよ」と慰めてくれて、
彼自身全然それを特別視しないでいてくれた事がどんなに助けになったか分かりません

でも、これって自分自身の感覚なので、人がどう見るかではないのだと思うのです
自分が赤くてタダレた顔をしている時って、どうやって見えるか?の以前に
かゆみで集中力もなくなるし、ポジティブでいるエネルギーを取られていくというか
誰にも会いたくない、、、
そんな顔の形相が変わる状態ではセクシーな気分にもなれなかったり、、

私の家族は、皆、多かれ少なかれアレルギー疾患的なものと生きてきたと思います
だから、感覚的にも「仕方ない」「供に生きる」的な感覚があった事は確か、かもしれません
そう、生まれついたのだから仕方ない
もしくはそういう環境に済んでいるのだから仕方ない

そして、こうしてインターネットが広がった今でも、ネットなどで探しても、
「アトピーが治った」
と、言うような事は滅多に見つからないのではないかと思います
それ故に、誰もが諦めてしまっている

ここまで、アトピー、アトピーと書いてきましたが、
今回、シリアック病と診断されて、Gluten Free(グルテン・フリー)のダイエットを始めてから、
私がアトピーと思っていた皮膚疾患は、1ヶ月後にはほぼ95%消えてしまいました
(5%は私がまだ完璧なGluetn Freeダイエットをしていない為だと思います)

今まで、常時、体の何処かにあったかゆみ、赤み、ジュクジュクした感覚は嘘のように無くなってしまいました

右手の薬指だけにできる不思議な湿疹
小さな汗疹のようなものができて、すごく痒くて掻くと、その後は乾燥して皮が剥けるという不思議な湿疹
これもすっきり消えてしまいました

ここ3年位、結して消えなかった、目のまぶたの周りのかゆみ、赤くタダレる感じ
無くなってしまいました

アトピー性皮膚疾患

もしその疾患名を「原因不明」と定義するなら、私はこの40年間アトピー性疾患だったといえます
でも、もしお医者様が「原因不明」という定義に基づかず、アトピーと定義していたなら
それは誤診だったという事です
私はシリアック病だったのです

一生アトピーと生きていかなくてはいけないと思って40年近く生きてきたのに、
アトピーだから仕方ない、と、納得しようと痛みと苦しみと戦ってきたのに、
実はシリアック病という、グルテンを食べる事のできない自己免疫疾患だった訳です

今回この事をブログ上で書こうと決めたのは、
私のようにアトピーと思っている人が、
お医者様に「アトピーだから仕方ない」と薬を処方されているだけで我慢している人の中に、
きっと私のようにシリアック病で、グルテンを食べるのを止めるだけで嘘のように治ってしまうと思ったからです
(もしかしたら、グルテンに限らず、何か確実に避けるべきアレルゲンがあるかもしれません)

そしてシリアック病の症状の中には、皮膚疾患だけではなく、
過敏性腸症候群や他の病気として誤診されてしまいがちな症状が沢山あります

知らずにグルテンを食べていれば、
子供であれば成長を妨げたり、学習能力に影響する事も、
大人であれば様々な障害が日常の中で起こるし、女性の場合、不妊になる事もあります

今回は、アトピーと思っていた湿疹の症状について書きましたが、
次回は、グルテンを取る事を止めた事で変わった体調や、
グルテンをとる事を止めて初めて気がついた、
自分が知らず知らずの内に付合ってきたシリアック病の症状達について書きます

 


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