立つ鳥跡を濁さず

【読み】たつとりあとをにごさず
【意味】立つ鳥跡を濁さずとは、立ち去る者は、見苦しくないようきれいに始末をしていくべきという戒め。また、引き際は美しくあるべきだということ。

>< 今日は私の事ではありませんが、我が家のハウスクリーナーさんの去り際に日本のこの諺を思わされた残念なお話です。

以前ブログにも書いた事がありましたが、ここ数年ずっと同じハウスクリーナーさんに週一で来てもらっていました。

とっても信用できて、仕事のクオリティーが高くいつまでも来てくれたらいいな〜と思う反面、旦那さんはともかく、彼女は大病を乗り越えた60歳+。孫も数人いるし、いつか彼女もリタイヤする日がくるんだろうな〜と思ってはちょっと寂しい思いもありながら、彼女が後継者を育ててそのままその人たちが引き継いでくれるといいな、、、等と感じ始めていたのがこの1年。

特に、娘が生まれてからは、以前は頼んでいなかった、洗濯物をたたんだり、ベッドリネンの交換とベッドメイキングなどもプラスαで頼んでいたので、正直言って彼女のチームに助けてもらっている事は多々あります。

が、ここ半年、ちょっと手抜きと言うか、お仕事で「ん?」と感じる事が度重なり、夫も交え年末前に一回ミーティングをしたのです。私たちは正直にこの辺りのお仕事が満足いかないのよ、と話して、「元々のあなたのクオリティーが高かっただけに、それが当たり前に感じてしまうのよね私たちも。あなたにスポイルされてしまったからね〜」とかなり彼女を持ち上げて改善してくれるように話をしたつもりなのですが、彼女はかなりディフェンシブで「あなた達がハッピーじゃないなら他の人を捜してください」と言い出す始末。

私も夫も決して安くはない時給を払っているつもりなので、これにはちょっと返答に困りましたが、「あなた達のサービスにはとってもハッピーなので今言ったところがまた以前のようになればずっと続けてほしい」、とお願いした訳です。

夫も私も、以前の彼女からは仕事への情熱をいつも感じていただけに、それが感じられないこのやり取りにちょっと困惑しましたが、長年仕事をしていれば、ちょっとスランプというかエネルギーが落ちる時もあるかな?と、まずは様子を見る事に。

そんな話があって2、3週間。その後ホリデータイムに彼らは5週間メキシコに帰り、バックアップの人が我が家に来てくれていた訳です。

そして先週、彼女が帰ってきて1週間目、ちょっとバスルームの床に使う洗剤の使い方に間違いがあったので、それを伝えると、あからさまにむかっとした顔をされた私。依然ブログに書いた事のある私の知っている彼女からは、その彼女の反応は想像できなかったのでびっくりしました。(ちなみに我が家のバスルームは白のマーブルなので、ちょっと掃除の仕方が悪いとしっぺ返しが大きいのですごく気を使う訳です。。。)

カンと言うか、ちょっと嫌な感じがしたのですよね、その時。

そして、その感は的中。

毎週月曜日に来る事になっている彼女のチームですが、その月曜日当日、もうすぐ彼女が来る時間という時に電話が鳴ります。

私は娘で手が話せなかったので夫に出てもらったのですが、内容は次のような感じ。

「娘の仕事のスケジュールが変わって、月曜日と火曜日は仕事をできなくなってしまいました。他の日は他のクライアントさんで予定が埋まっているので、もうあなたのところには行けません。私たちは一生懸命やっていたけど、あなた達もハッピーじゃなかったみたいだし。。。娘の予定も変わった事だし申し訳ないけど今日からもう行く事はできません。いつも私たちのバックアップでやっていた女性がもしかしたら続けられるかもしれないけど聞いてみましょうか?」

私も、夫も、こういう時に何を行っても無駄だと分かっているので、そのまま、「じゃあしょうがないですね。ではあなたが持っている鍵は早急に返してください。バックアップの人にも聞いて見てくれるとあいがたいです」

と電話は終了。。。。

え〜〜!当日の朝に電話して来てこれで辞めます?って。。。。。。

これが子供がいない時だったら、まだいいけど、子供がいる今、色々計画しながらやるのでたとえ1週間でも辛い!

は〜〜〜ッと2人でため息。

まあ、夫と2人で、「彼女からはここ最近仕事をしたい!って言うエネルギーを感じないからね〜。遅かれ早かれリタイヤする事があると思ってたけど、これはちょっと。。。。」

一言で言えば残念です。

長年彼女達の仕事にとても感謝していたので、できれば、彼女達のリタイヤ、もしくは辞める時は、花道を作ってお別れが言いたかったのですよね。「Thank you so much for everything you have done for us for over years!!」みたいな感じで。。。

でも、今日みたいな電話で辞められちゃうと、「じゃあ仕方ないですね」で、終わるしか無い。。。来る事になっていた朝にいきなり電話で辞めますって言われたら、さすがの私たちでも「Thank you very much for every thing!!」みたいなことを電話上では言えないですよ。。。

残念であり、悲しい最後でした。彼女みたいに長年の評価の高かった人こそ、立つ鳥跡を濁さずではありませんが、もうちょっと気持ちよく去って行ってほしかったです。

ちなみに、来週からバックアップの人が引き継いでくれる事になったのですが、彼女は一人で来るそうなんですよね。そうすると時間が約2倍かかると思うので、子供がいる今はちょっと辛い。。。。は〜〜

今日はちょっと愚痴と言うか、すっきりしたくて書きました


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